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弔事の表書きの基本マナー |
* 弔事の水引は偶数が正式
弔事の金包みと供物の水引は、一般的に黒白が用いられます。
水引の本数は、二本、三本、五本、七本、九本と束ねて用いるもので、弔事の場合は偶数の二本や四本で用いるのが本来のやり方です。ですが現在は、慶弔どちらも五本か七本を束ねた水引が多くなっています。
市販品を使って本来のしきたりどおりにするには、水引がついているものを買い、いったん水引をはずして袋の合わせ目の左右を逆にし、裏の折りは下を折ってから上の折りをかぶせます。水引も五本のものが使ってあれば一本か三本はずして、四本または二本にして使うようにすればいいでしょう。
* のしはつけない
香典の金包み、供物のかけ紙には「のし」をつけません。
* 香典袋に入れる紙幣は新しいものを
慶事には新札を、弔事には古いお札を使うと、よくいわれます。これは弔事の場合、新札だと「この日のために用意しておいた」ととられる、ということのようです。ですが、霊前に供えるものですから、汚れたお札だと失礼です。慶弔いずれの場合も新しい紙幣にしましょう。
* 弔事の表書きのいろいろ
・御霊前・・・香典に(どの宗教でも使用できる)
・御花料・・・キリスト教式の香典に
・御玉串料・・・神式の香典に
・御布施・・・葬儀・法要で僧侶、お寺への御礼
・寸志・・・葬儀・法要の心づけに
・志・・・香典返しと配り物に
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