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慶事の表書きの基本マナー |
* お祝いの金品は、タイミングよく渡す
自分の喜びを他人も祝ってくれる、当事者にとってこれほどうれしいことはありません。なので、祝い事に対する言葉や贈り物は時期を逃さないことが大切です。
* お祝いに現金を贈るのは友人まで
出産祝い、新築祝い、入学祝など慶事一般のお祝いにも、最近は現金を贈ることが多くなっています。ですが、原則的には現金を贈っても良いのは目下、同輩の間柄の場合で、目上に対しては失礼な当たります。ただし、先輩の新築祝いを後輩数人でまとまった金額にして贈るとか、上司の新築祝いを部下一同で送るという場合は例外です。
その場合でも、「記念に○○をお贈りしたいと思ったのですが、ご趣味に合うものを選んでいただいたほうが良いと思いましたので」という言葉を添えたほうがいいでしょう。
* 水引は「蝶結び」で
一般慶事(祝い事や喜びごと)の金包みは、五本の水引で紅白の蝶結びというのが決まりです。特におめでたいお祝いや金額が大きい場合には金銀を使います。いずれも宗教関係者への御礼以外は全て、右上にのしをつけます。
自分で金包みを作る場合は結婚祝いとまったく同じでよく、奉書は二枚重ね、水引は三本、五本、七本、九本の奇数にします。品物にも、かけ紙、水引、のしを忘れないようにしてください。
* 慶事の表書きのいろいろ
・御祝・・・お祝い事全般に
・御安産御祝・・・出産のお祝いに
・御初穂料・・・お宮参り、七五三など神社への御礼
・花輪代・・・開店祝いなど
・入学御祝・・・入学のお祝いに
・内祝・・・出産祝いのお返しに、赤ちゃんの名前で
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