●カテゴリー
|
表書きの基本マナー |
* 表書き本来の意味
表書き本来の目的は、「中身が何かをわからせる」ことです。現在良く使われている表書きに「粗品」や「寸志」などがありますが、本来の意味からすると、これでは贈る内容がわからず、目的を果てしていないことになります。
* 表書きの書き方
たとえばお菓子を贈るなら「御菓子」と書き、あるいは「お菓子でも買ってください」という気持ちでお金を包むときは「御菓子料」でOKです。
その際、下段の中央に数量か金額を書くのが正式な書き方です。ですが、金額や数量を表書きの中央に書くのは、贈る側の気持ちとしては抵抗があります。「おおげさにいうほどのこともありませんから」という気持ちからすると、「粗品」や「寸志」などあいまいな表書きのほうが現実的かもしれません。現に、実際には本来の形式はすたれて、下段の中央には姓名を書くというのが一般的になっています。
時代にあった形式をとってもかまわないのですが、いつのときも正式な書き方はこうだということは知っておきましょう。
|
|
【表書き辞典】 【祝儀・不祝儀袋の基礎知識】 |
|
Copyright © 2006-2010 表書き辞典 All right reserved. |
|